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ルーター・テーブルの自作
Written by Masaaki Takenaka
Uploaded on 24 Mar. 2007


ネット上の木工関連HPにはルーター・テーブルの自作例がいくつか紹介されています。私は次の三つのサイトのいいとこ取りを狙いました。
omo-bana.  woodart  chappy
はたして狙い通りのいいとこ取りができたかどうかわかりませんが、結果には満足しています。

以下に、実際の製作手順などをご紹介します。
router1.gif 完成したルーター・テーブルです。天板は厚さ12mmのラワン合板3枚を接着したものです。サイズは900x550mm.穴開け位置を間違えて表面に傷ができています。ルーターは厚さ6mmの鉄板(緑色の部分)に取り付けました。 マイター・ゲージも自作しました。Tスロットパーツは通販サイトをいろいろ探したんですが、見つけたのは OFF CORPORATION だけ。ここから購入しました。
周囲に飛び散る粉塵はほとんどゼロ。驚異的な成果です。テーブルの下部にはルーターを取り囲むように小さな箱が設けてあり、粉塵のおよそ半分はそこにたまります。
router2.gif 集塵のための吸入口はフェンスの裏側にあり、塩ビ管VP65を接続します。
router3.gif 鉄板に取り付けたルーターは鉄板ごと取り出します。鉄板のビス止めができるようになっていますが、重量があるのと上からフェンスで抑えるので、通常は必要が無く、単にはめ込むだけです。
router4.gif テーブルの下部です。ルーターを取り囲む箱が見えます。
router5.gif 鉄板は近くの鉄工所にたのんで3枚作ってもらいました。サイズは 300 x 230 mm、厚さ約6mmです。中央に直径40mmの穴があります。1枚3000円。取り付けのためのネジ穴は自分で開けました。塗装すると結構立派に見えます。
これは trend のインサートプレート
を真似たものですが、かなり安上がりです。
insert plate
router6.gif ビットの交換が面倒なのでルーターごと取り替えます。違うビットをつけたルーター2個とストレート・ビットをつけたトリマーを用意しました。
ルーターはヤフー・オークションで手に入れた中古のマキタ 3600HA で、大きなハンドルは邪魔なので取り外しました。
router7.gif 使わないときは作業テーブルの下に収納します。
router8.gif マイター・ゲージを裏側から見たものです。円弧状の溝はフライス盤にトリマー用のストレート・ビットを付けて簡単に掘ることができました。




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